2012年5月26日土曜日

ダービー前夜ですよ、ワクワクしながら予想しよう

ダービー前夜です。
前哨戦など振り返りながら、予想してみよう!


■皐月賞

 
  勝ち馬:ゴールドシップ 2着:ワールドエース
『皐月賞は馬場が悪い内側を他の騎手が嫌ったのを、内田騎手が上手く突いて鮮やかに勝った。大外を何十mも余計に走った分、ワールドエースの方が自力は上』
というような意見が世間一般の評価なのか、、、前日のオッズは互角。
  ワールドエース:2.9倍  ゴールドシップ:3.1倍

最後方から、先頭までワープしたかのような鮮やかな上がりっぷり。確かにインを突く騎乗は見事でしたが、悪い馬場を上がってくる馬力は相当なモノだと思うわけです。
勝負付けは済んだ、とまでは言わないまでも、圧倒的な一番人気に推されても良い見事な勝ちっぷりに見えましたがねえ、ゴールドシップの皐月賞。
まあ、3着の馬(ディープブリランテ)とは勝負付けは済んでいるかな、とは思う。
その辺は、次のレースを観てもよく分かります。

■共同通信杯


  勝ち馬:ゴールドシップ 2着:ディープブリランテ
単勝支持率1.4倍 直線抜け出したときは、勝ったと思ったんだろうなあ、実況の青嶋アナ。
ラスト200mで差される様子が、あっけに取られていて面白いです。
このレースと皐月賞の結果を踏まえ、今年の春に逆転はないだろうなと思いました。

次に見たいレースはワールドエースが勝ったレース。

■きさらぎ賞


  勝ち馬:ワールドエース 2着:ヒストリカル
勝ち馬のワールドエースは強かった!ですが、注目は2着に入ったヒストリカル。
前が開かなくて、末脚炸裂中のワールドエースの更に後ろから仕掛けるのですが、最後は追いつかないまでも、2頭だけレベルが違うレースをしていました。

そのヒストリカルが勝ったレースもチェックしよう。

■毎日杯


  勝ち馬:ヒストリカル 2着:マウントシャスタ
ラスト200mでマウントシャスタが飛び出たときには、この馬で決まりかと普通に思いましたが、後方一気の凄い末脚でヒストリカルが飛び込んできました。50mでぶち抜き。
このときも前が詰まって、外出すのに結構手間取っているんですよね。
広く直線がたっぷりの東京競馬場で楽しみな馬です。ワールドエースとの逆転に期待!

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以上の4つのレースを振り返り、今年のダービー予想の結論!としては、、、
  ◎ ゴールドシップ 
  ◯ ヒストリカル
この2頭はどっちが勝っても良いかなあ。
そういえば、芦毛のダービー馬ってちょっと記憶にないな。
Google先生に聞いてみたら、’89ウィナーズサークルまで遡るみたいだ。

△付けるならば、ワールドエースフェノーメノ
フェノーメノは青葉賞の勝ちっぷりが、ゼンノロブロイを思い出した。
話題のステイゴールド産駒ですし、蛯名騎手にもちょっと期待したい。

ディープインパクト産駒は、クラシックレースにこれだけいっぱい頭数だしているのだから、そろそろ勝たないとやばいだろうな。今のところステイゴールドに全部持って行かれているがw
ディープ産駒ならば、ヒストリカルに期待です。

2012年5月21日月曜日

900年ぶりとか、次は300年後とか~今日は金環日食~

今日は金環日食。
2012年5月21日朝:日本列島

日本で金環日食が観測されるのは、1987年以来です。

前日の夜、日本国内で『この規模の地域』で日食が見れるのは次は300年後だ、と大きな話題になっていました。
日食は毎年のように世界のどこかで起きているし、2030年代にも国内でも皆既日食が見られるのになあ、とその時は違和感を感じていました。

***
前日の予報では、天気は曇。日食は厳しいとの予報。

僕は千葉県に住んでいて、職場は都内なので、7時半に金環日食を観察した後では出勤が慌ただしい。最初から東京都内で観察する予定でした。予定地は皇居。

4時半に起床、シャワーを浴びたあと、Twitterや天気予報サイトを入念にチェックしました。
5時台に、空の青さと太陽が見えたときは、行ける!と喜びました。

総武線に乗り、東京駅に向かいます。
車窓から、日光がみえるかどうかばかりを気にしていました。
Twitterをチェックすると、「右上から欠け始めた!」とのツイートで溢れ、そわそわそわそわしていました。

東京駅につき、改札を抜け、OAZO前の信号。
太陽を観察している人が結構いました。僕も負けじとレンズを取り出して観察。
その日初めてみた日食は、1/3ほど欠けていましたが、晴れた空にはっきり確認できてワクワクしました。

セブンイレブンでいつものコーヒーを買い、皇居に向かう。
が、東京駅前の広場に行くと、そこには既に人が大勢で、ちょっと驚きでした。
日本の人の祭り好きは大したものです。もう、ここでいいなって気分になりました。

広場でコーヒー飲みながら日食を観察していると、雲が・・・・・
雲で太陽が隠れたり、あるいは隙間から太陽が覗いたり。
日食の間、ずっとそんな感じでしたが、人が多いので、太陽が出てくると歓声が上がり、それはとてもわかり易い合図になりました。
雲が出た時には肉眼でも十分日食の観察ができるのですね、それも嬉しい発見でした。

そして金環日食。
輪っかになった瞬間はあちこちで歓喜も上がり、それはそれは、なんとも言えない共有感で嬉しくなりました。両手でメガネを持っていたので、拍手はできなかったが、拍手したい気持ちは一杯でした。
Twitterを確認すると、日本全国各地で皆さん日食を楽しんでいました。
見えた方も、見えなかった方も。

今日は月曜日。朝の7時台。
仕事を始める前に皆で空を見上げて、金環日食を観察して、ちょっと幸せな気持ちになる。
日本に住んでいる皆でそんな気分を味わう。

平日の朝7時台というこれ以上はない時間帯だから、都内で見知らぬ皆と観察でき、大勢で一刻を共有体験できた。
こんな体験はもしかしたら、300年後までないかもしれない。
「日本」での共有は一生に一度の体験かもしれない。
確かにそんな風にも思えました。

思えば僕は、25年前から今日が来るのを楽しみにしていました。
小学生でした。クラスの皆で黒い下敷きを用意して、部分日食を観察したあの日。
「ノストラダムスの予言」がまだ有効で、25年後が訪れるなんて信じられなかったあの日。
時は流れていきます。


2030年代の日本国内での皆既日食が今から楽しみです。




2012年5月13日日曜日

カーナビ(GPS)には頼らない



『タジマさんサイクリングの時にiPhoneの"Navi"は使わないんですか?』
後輩に聞かれた。さりげなく。

『え、使わないですよ。たまに地図を確認することはあるけど、大抵は標識だけを頼りに進みますねえ。』

『へえ、僕は初めてのルートとか、Naveなしでは行かないですよ。』

*・*・*

サイクリングにiPhoneは持っていく。
地図アプリも時にはつかう。
走ったログ(ルート)を残すためにGPSを利用することもある。

でも、走行中にルート選択をGPSに頼るのは好きじゃない。

それは、地図を読む能力の退化に繋がる。
もちろん、カーナビも好きじゃないし、極力使わない。
(まあ、車持ってないので、使う機会もあまり無いですけど)

カーナビはたしかに便利だけれど、あまり頼りすぎて地図が読めなくなったら、山登った時や災害の時に命に関わってくるんじゃないかなあ、と思う訳です。
便利なのはわかるけど、道具に頼りすぎるのはちょっと危ない。

GPSに頼らずとも、自分がどこを走っているのかくらいは常に認識したいと思っています。

*・*・*

「あてのない旅をしたい。きみの口癖だよね~♪」

初めて自転車で走る土地は、初めてだからこそいろんな発見がある。
何度か走ると、だいたいルートは固定というか最適なコースに収束していくけれども、初めての時は普段なら選ばないような道に迷い込んだりもする。
住宅街に迷い込んだり、珍しい自動販売機があったり、その街の姿がより深く見えたりする。

そういうのって、余計な回り道かもしれないけれど、僕は結構好きです。