2012年3月26日月曜日

端末を交換しましたが、Google Chrome の同期処理って便利だね

今更なんですが自宅のWindows端末を、Windows7の端末にしました。

DELLのお買得価格の端末でございます。
WindowsXPを7年くらい使いまして、物持ちが良いのですが動きがいささか鈍くなっておりましたので、今回の交換となりますた。
(MacBookAirも持っているので、どっちがメインかはちょっと微妙)

Inspiron 620s:モニタなし 55,000円切ってる〜!流石は期末、お買い得だ!
と思って購入したら、端末が到着した2日後にその値段から更に期間限定5,000円引きとかやっていましたが、まあそれは別の話です。

さてさて。
ヘント~ウェヴェルヘムを、Jsport4で観戦しながら、今夜セットアップなど行いました。
サイクルロードレースは長丁場なので、眠くなるのを防ぐためにも何か作業するといいのです。


まずは、Windowsのバックアップ作成。
DVDに焼いたんですが2枚。結構時間が掛かるものですね。
 
その作業が終了した後、さて何をインストールしようか?
無線LANの設定はしてあるのでインターネットには繋がる状態です。
なにより先にインストールしたのはそうです、Google Chrome
僕はChrome大好きなんです。


Chromeですが、Googleアカウントでログインすると、同期処理を行えます。
何が嬉しいって、アプリ・プラグイン・ブックマーク、全部引き継いでくれるので、以前の状態そのままに使えるってことですね。
同期されないのが、『テーマ』と『最近良くアクセスするページ』の8つのアイコン。
この2つは、端末ローカルの情報を取得している様子です。


この辺は気分も新たに新しいものを選択しました。


PCはブラウザを中心に動いているし、その情報が簡単に引き継がれるのは便利この上ない。
シンクライアント端末つかっているような感覚です。


そこで思い出したのが、ChromeOSの話。
去年〜今年に出る噂などありましたが、ChromeがOSになるのは結構面白そうです。
Windows8も面白そうではあるけれど〜。



2012年3月15日木曜日

ドラゴン・タトゥーの女:映画にモザイクはいれなきゃダメなのか?

『ドラゴン・タトゥーの女』観ました。
翌日からスターウォーズが始まるため、夜のロードショーは昨日が最終日でした。

最近ずっとそうですが、デヴィッド・フィンチャー監督作品で『映画館まで観に行きたい!』という気分にさせてくれた映画は、まずハズレない。

『セブン』から始まり『ファイトクラブ』や最近の『ソーシャルネットワーク』など。
人は何を目的に生きてるんだろうねってことを深く掘り下げています。

ドラゴンタトゥーの原作は三部作合計で6,000万冊も売れているそうで、面白いことはほぼ間違いなかったのですが、フィンチャーの編集は面白さを強固に固めてくれる。
(余談ですが、原作者は4作目執筆中に心筋梗塞で亡くなったそうで、発表された作品は三部のみとの。未完の小説って物悲しいね。)

主役のダニエル・クレイグ、一つ一つの証拠を検分し、じわりじわりと真実に迫っていくプロの仕事の手法。渋みがあるダンディな佇まいはこんなオッサンになりたいと思わせる。
ヒロインのルーニー・マーラは奇抜さは飛び抜けているものの、非常に仕事ができるクール・ビューティで、更にツンデレ属性も持っていてこれまたストライクですよ。
2時間30分、存分に楽しめました。

で、ひとつ気になったコト。

【R−15指定】ということは知っていました。
それなりに際どいシーンはあるんだろうな、とは思っていました。
しかし、セックスのシーンでとても目が荒い大きなモザイクで局部を隠す、というのは頂けなかった。そんなの初めて観たよ、映画では。

それはあたかもアダルトビデオを見ているような感覚でした。このことで一つハッキリしましたが、映画館でAV観ても楽しくない。プライベートな空間で楽しむものですね。

それまでは映画の世界に没頭していたのが、ただ、そこに『モザイク』があるというだけで、一気に現実に引き戻されました。
今回たまたまなんですが、映画の冒頭15分くらいのオープニング・ドライブがぐいぐい掛かっているときに、映画館に震度4クラスの地震が発生し、その時もちょっとビビリ、リアルに戻ってしまいましたが、モザイクの影響はそれ以上でした。

ネットでも割と話題になっていたようで、六本木では【R-18指定】で無修正版が上映されたそうです。期間限定で。やっぱり、次はそっちが観たいですね。ま、原作を読んでからですかねえ。
(R-18ってポルノ映画扱いでしょうか?その指定もちょっとアレですねえ)

そんな事を言うと、そんなにルーニー・マーラの過激なエロシーンが見たいのか?みたいな誤解を受けるかもしれないですが、まあ、モチロン見たいのはそうですが、それ以上に、純粋に映画を楽しんでいる最中に、邪魔されたのが残念という気持ちが強いです。

映画でセックスが描かれる場合、エロの観点ではなく、ストーリーの必然性みたいなものが考慮されて、違和感なければサラッと流されるものですが、モザイクというフィルターが挟まれるとやたらノイズ感がありありとし、そこだけ違う映画でした。

でも、過激な性描写を”エロとしてのセックス”ではなく、一つの芸術として見ている自分に今回気がついて、ちょっとは大人になっているんだと、そんな気づきもちょっと新鮮w。


2012年3月12日月曜日

あの 3.11 から一年経ちました。

2012年3月11日

あの地震から、一年経った今日。
皇居に行ったら、以前と同じ、とまでは行かないまでも外国のお客さんも戻っていました。


ああ一年経ったのか、とちょっとだけほっとした。

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あの日、僕は有給休暇で自宅にいました。
その頃ちょうど学校に通い始める予定があり、その初授業を翌日に控え予習の時間を取るために休みを取得していました。

さてそろそろ、予習始めようかと思った14時46分。
それは少しずつ近づいて来た。

ああ、地震だ。第一にそう思った。

普段と違うのは、徐々に地震が強くなっていくこと。
それはあたかも怪物が近づいてくるようにどんどん大きくなってきた。
そしてそのまま大きな揺れの状態が長く続き、永遠に止まないのではないかとも思った。
*****

あの地震の午後。
スーパーマーケットは16時前に閉まり、コンビニには長蛇の列ができていた。
電話は使えないようだが、Twitterは全く問題なく流れている。

TVで釘付けになったのは、津波。初めて聞いた大津波警報だ。
幕張の液状化現象や、コンビナート火災、気仙沼の大火災。
TVとTwitterでとにかく情報を集めた。

あの日の夜。
何度も何度も余震がきていたあの夜。
もしかしたら、明日、日本には明日が来ないのではないか。
夜のうちに国が終わってしまわないように、そんな風に願って眠りについた。

朝は無事に来た。

しかし、そこには想像もできなかった津波被害の映像が広がっていた。
一番の被災地は、直後には映像が入ってこない地域だ。
あたりまえだけど、そんな悪夢が現実になった。

非現実的な現実の映像を散々観たあとで、幕張に液状化現象を見に行った。
被害状況を観察し写真に撮った。コンビナート火災は大分小さくなっていることが目視で確認できた。東北の被害が大きすぎて、その頃千葉の情報はTVではもう入って来ていなかった。
液状化になった道路を復旧すべく、早くも働いている人々が頼もしかった。

そして、帰宅してTVを付けたら震災の中心地は福島に移動していた・・・


復旧・復興を目指して、1年。

未だ多くの問題を抱えつつ、ひとつの区切りとしての1年が経った今日。
まだまだ全然道半ばである、とは分かっているが『明日はくるんだろうか?』そんな風に考えた夜から1年経ったというのが、ちょっと感慨深い。


2012年3月2日金曜日

漫画天国日本と”Made in china” を嫌う中国人のお客さん

この前、中国人の友人が仕事で来日していたので、週末に会って東京を案内したんです。中国の話など(英語で)色々しましたが驚いたことに、彼女は日本の漫画を随分詳しく知っていました。

一休さん、ちびまる子ちゃん、ドラえもん、忍たま乱太郎、聖闘士星矢、不二家のペコちゃん・・・
うむ、乱太郎以外は全部僕の世代ではないか!

しかも、ちびまる子はマイホームタウンの清水が舞台だぜ!!
なので、本屋でちびまる子の漫画を購入して、拙い英語翻訳でも随分と盛り上がりました。

あとは『新衛門さん』の呼び方(彼女の好きなキャラだそう)から、一休さんとさよちゃんの関係やら(二人は結婚したの?⇒坊主だからしないんじゃね?⇒じゃ新衛門さんとしたの?)などなど、随分突っ込んだ話まで聞いてきました。

何でも、今まで中国政府は外国の文化を禁止していたけれど、それらを解禁するようになった第一世代が今20代の彼女の世代だそうで、それで日本のアニメ、一休さんなんかが特に人気なんだということ。(著作権などはムニュムニュ)

♪好き好き好き好き好きー好き♪愛してる♪ 
も、意味も分からずに歌っていました。
♪Like Like Like Like Like Like ♪I love you♪
と、教えましたが翻訳すると愛の告白歌だったんですね・・・。


では、お土産買いに行こう!と東京駅にあるテレビ局のアニメ商品を扱っている所に案内しましたところ、もちろん小躍りする程喜んでくれました。
しかし、しかし。
これは浅草観光していた時からそうだったのですが、まず第一に "Made in China" の記載があるかどうかをチェックしていました。
中国製とわかると、即座に棚に戻していました。

オフィシャル製品かどうかは問題ではなく、中国製品即却下でした。

中国は世界の工場だからねーとか言っても、誇りに思っている様子はなく、品質がいいことを褒めても納得はしていない様子でした。

中国人は中国製品を信用していない。

結構な驚きでした。多分、今の日本人の方が100倍くらい中国製品を愛していると思います。(ユニクロなどを始め、中国製品排除したら買い物出来ないよねえ)
TVアニメのお土産品、ビックリしましたが人形とかキーホルダー今は置いてある殆どが中国製なんですね。日本でつくっている製品は和紙とか、手拭いとか、”Japan=和” を感じる製品のみでした。

中国人の彼女の立場にたって考えてみれば、そりゃそうですよね。
わざわざ日本来て、中国製品買って帰ってもしょうがない。人にプレゼントする為に買って帰るものなら特に。
僕もオーストラリア行ったときの一番のお土産は『アボリジニー製作のブーメラン』ですた。(でも品質は最高にGoodで、デザインの良さもさることながら重厚感が素晴らしく、これならカンガルーもハントできると確信したものでした。)

コストダウンのために中国で生産しているのでしょうが、その代わりに何か大事なものを失っているような気もします。

………
3年前の麻生政権の際に『国立メディア芸術総合センター』を立ち上げよう!といった構想がありましたが、『国営マンガ喫茶』と野党より揶揄され、民主党政権になって潰されました。

『漫画・アニメのための殿堂』あったら良いなあと、今回つくづく実感しました。
そこには当然、メイド・イン・ジャパンの土産品が山のように置いてあります。
外国人お客のために。ちょっと割高でも。売れるんじゃなかろうか。

アニメファンがどっと押し寄せ、築地市場なみの観光地になるのではないでしょうか。
本気で観光立国目指すなら、ジャパンアニメのチカラをもっと信じて欲しいなあ。

そして、メイド・イン・ジャパンまだまだ信頼されているんだ、とも実感した。
信頼が残っているうちに、挽回していきたいものです。