一休さん、ちびまる子ちゃん、ドラえもん、忍たま乱太郎、聖闘士星矢、不二家のペコちゃん・・・
うむ、乱太郎以外は全部僕の世代ではないか!
しかも、ちびまる子はマイホームタウンの清水が舞台だぜ!!
なので、本屋でちびまる子の漫画を購入して、拙い英語翻訳でも随分と盛り上がりました。
あとは『新衛門さん』の呼び方(彼女の好きなキャラだそう)から、一休さんとさよちゃんの関係やら(二人は結婚したの?⇒坊主だからしないんじゃね?⇒じゃ新衛門さんとしたの?)などなど、随分突っ込んだ話まで聞いてきました。
何でも、今まで中国政府は外国の文化を禁止していたけれど、それらを解禁するようになった第一世代が今20代の彼女の世代だそうで、それで日本のアニメ、一休さんなんかが特に人気なんだということ。(著作権などはムニュムニュ)
♪好き好き好き好き好きー好き♪愛してる♪
も、意味も分からずに歌っていました。
♪Like Like Like Like Like Like ♪I love you♪
と、教えましたが翻訳すると愛の告白歌だったんですね・・・。
では、お土産買いに行こう!と東京駅にあるテレビ局のアニメ商品を扱っている所に案内しましたところ、もちろん小躍りする程喜んでくれました。
しかし、しかし。
これは浅草観光していた時からそうだったのですが、まず第一に "Made in China" の記載があるかどうかをチェックしていました。
中国製とわかると、即座に棚に戻していました。
オフィシャル製品かどうかは問題ではなく、中国製品即却下でした。
中国は世界の工場だからねーとか言っても、誇りに思っている様子はなく、品質がいいことを褒めても納得はしていない様子でした。
中国人は中国製品を信用していない。
結構な驚きでした。多分、今の日本人の方が100倍くらい中国製品を愛していると思います。(ユニクロなどを始め、中国製品排除したら買い物出来ないよねえ)
TVアニメのお土産品、ビックリしましたが人形とかキーホルダー今は置いてある殆どが中国製なんですね。日本でつくっている製品は和紙とか、手拭いとか、”Japan=和” を感じる製品のみでした。
中国人の彼女の立場にたって考えてみれば、そりゃそうですよね。
わざわざ日本来て、中国製品買って帰ってもしょうがない。人にプレゼントする為に買って帰るものなら特に。
僕もオーストラリア行ったときの一番のお土産は『アボリジニー製作のブーメラン』ですた。(でも品質は最高にGoodで、デザインの良さもさることながら重厚感が素晴らしく、これならカンガルーもハントできると確信したものでした。)
コストダウンのために中国で生産しているのでしょうが、その代わりに何か大事なものを失っているような気もします。
………
3年前の麻生政権の際に『国立メディア芸術総合センター』を立ち上げよう!といった構想がありましたが、『国営マンガ喫茶』と野党より揶揄され、民主党政権になって潰されました。
『漫画・アニメのための殿堂』あったら良いなあと、今回つくづく実感しました。
そこには当然、メイド・イン・ジャパンの土産品が山のように置いてあります。
外国人お客のために。ちょっと割高でも。売れるんじゃなかろうか。
アニメファンがどっと押し寄せ、築地市場なみの観光地になるのではないでしょうか。
本気で観光立国目指すなら、ジャパンアニメのチカラをもっと信じて欲しいなあ。
そして、メイド・イン・ジャパンまだまだ信頼されているんだ、とも実感した。
信頼が残っているうちに、挽回していきたいものです。
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