Goodコンディションの一流選手は、Badコンディションの超一流選手に勝る。
勝敗を分けるのは、もともと持ってる実力もさることながら、その時のコンディションがモノをいう。
こんな事は、改めて言うような話でもないでしょうが、今年のスポーツシーンでわりと良く見かけました。対する相手も一流選手ですから、当然と言えば当然です。
■"最速" ウサイン・ボルト
世界最速のボルトはジャマイカ国内予選で負けた。勝ったのは、ブレイク。オリンピック銀メダルの選手なので、意外といっては失礼ですけどね。
宇宙人レベル・次元が違うと思われていたスーパースターであっても、コンディションの波をピークに持って来ないと負けることもある。
■"アルカンシェル" フィリップ・ジルベール
昨日、ロードレース世界選手権を制して『アルカンシェル・ジャージ』を手に入れたジルベール。
春は全く調子が出ず。去年3連覇を達成したアルデンヌクラシックも勝てず。
8月頃から調子を上げ、ブエルタでも区間勝利2勝。
そしてお見事、世界選手権制覇。
■さて、サガンはどうだろう
今年のサガンもツール他のレースで勝ちまくったが、グッド・コンディションの時期だったから、勝てた。5月のカリフォルニア5勝から7月まで、特にピークの時期が長かった。
ツール以降は調子は下がっているということで、来月のジャパンカップでも、サガン来日=勝利確定 とはいかないかと。
来日してくれるだけで、モチロン楽しみです!
あ、例外もありました。。。
■三冠馬オルフェーヴル
昨年、三冠含めG1・4勝。負ける気がしなかった。
が、今年初戦・阪神大賞典での意味不明の逸走、そして天皇賞の惨敗。
そこから、調教師の言葉で『7割の出来』と散々吹かれていた宝塚記念での見事な勝利。
相手がニ流だったのか?いやいや、ダービー馬に天皇賞馬、昨年の覇者まで揃っていましたよ。体調イマイチでも一流馬に勝ってしまった、なんでかな。
まあ・・・馬のやることですから、だから競馬が成り立つ。
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